会社URL: | https://selecty-hd.co.jp/ |
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従業員数: | 301〜1000名 |
業種: | 人材派遣業
派遣会社 |
主にIT業界・建設業界への人材派遣事業を手がける、株式会社セレクティ。取引社数は1000社以上にのぼり、10年以上の取引も。全国7拠点に支店を構え、各地域に600名ほどの人材(2024年5月時点)を派遣されています。
以前はExcelで応募管理をされていましたが、増え続ける応募者の対応に苦慮し、採用管理システム『RPM』の導入を検討されていました。
課題
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・年間約4000名の応募者をExcelで管理しているため、抜け漏れが発生しやすい。 |
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決め手
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・複数媒体での応募者情報をシステムで一元管理でき、工数を削減できるから。 |
効果
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・応募対応にかかる時間を、導入前の1/2に短縮。 |
複数媒体の応募一元管理によって、応募対応の時間は1/2に。担当者は「残業ゼロ」へ。
各支店にて、年間約4000名もの応募に対応しています。
Q:採用状況や採用体制について教えてください。
佐々木様:
私が所属する人事本部は、採用・育成を担う部署です。その中で私は全国の拠点の採用管理を行ない、同席している今野は管理をしつつ採用業務も一部兼任しています。
この他にも、仙台・東京・大阪・岩手の4つの支店に採用を行なう実務担当者がおり、応募対応から面接実施まで行なっています。各支店で対応している応募者は、年間4000名ほどになりますね。
現場は応募対応に追われ、Excelでの管理に限界を感じました。
Q:システム導入を検討したきっかけ(課題)を教えてください。
RPM導入前は、応募者情報をExcelで管理していました。当時は特に成長期で応募数がかなり増えていましたが、それをすべてExcelに手動入力しようとすると、どうしても入力漏れが発生します。入力に時間がかかり、対応前に選考辞退となってしまうケースもありました。
そこで、辞退を防止するために1営業日以内、遅くても2営業日以内に応募対応を行なうことにしました。しかし、年間約4000名もの応募者に対応する採用担当者の負担は相当です。事業拡大を遂げていくほどに、現場の負担は大きくなっていきました。応募対応が遅れて機会損失が起こっていたこと、人事の負担が増えていたことから、システム導入を検討することにしました。
『RPM』なら、様々な媒体からの応募も一元管理できそうでした。
Q:『RPM』を選んだ理由を教えてください。
複数の求人媒体の応募者情報を自動で取り込み、一元管理できる機能に魅力を感じたからです。当社では大手求人サイト各社はもちろんのこと、その他にも様々な求人サイトを年間を通じて利用しています。システム導入以前は、担当者が各サイトにログインして、応募者情報をExcelに写して…としていると、膨大な時間がかかっていました。
一方で『RPM』であれば、その手間が省けます。様々な求人媒体からの応募者を『RPM』ですべて見られるようになるので、管理者も実務担当者も、各サイトの管理画面にいちいちログインする必要がなくなります。
また、『RPM』はオプションも魅力的でした。例えば、「WEB追加入力フォーム」オプションは即日の面接案内を叶えられる点が良いと思いました。システム上で応募者情報を取得したら、面接希望日などの入力フォームを送るだけです。必要に応じて、自社の採用フローに最適な機能を追加できる点も良いと感じました。
当社の対応フローに合わせた設定で、
導入サポートに満足しています。
Q:導入時のサポート体制はいかがでしたか。
サポート体制には満足しています。通知や切り替えの初期設定は少し大変でしたが、当社の対応フローに合わせて設定してもらえたので助かりました。見た目も分かりやすく、初めて利用する担当者も困ることなく使っていた印象です。全体的に、使い勝手の良さを感じています。
応募対応にかかる時間は1/2に。「残業ゼロ」を達成。
Q:『RPM』導入後の変化を教えてください。
工数削減が一番大きな変化です。朝出勤してから30分~1時間は応募対応に取られていましたが、今は半分程度におさまっています。担当者の残業時間も、以前はそれぞれ月10時間~20時間あったのが残業をしなくて良くなりました。
それから、『RPM』の導入で応募者とのやり取りも管理しやすくなりました。これまでは応募者にメールで連絡していたので、過去に、誰に・どこまで・どんなメッセージを送っているのか遡るのが大変だったんです。システム導入後は、応募者ごとにページがあり、過去のやり取りを一括で確認できるようになりました。
システムを通じて、各支店の担当者がきちんと対応できているか確認しやすくなり、管理側の負担も減っていますね。それに、支店間の連携もよりスムーズになりました。例えば、東京支店に応募があったけれど、大阪支店で面接となったとき。以前であればレジュメをダウンロードして送り、支店の担当者に電話で連絡する必要がありました。しかし『RPM』では拠点ステータスを変更するだけで応募者情報を渡すことができます。
面接設定率は3%~4%向上。
採用指標の向上が『RPM』導入の成果です。
Q:他に、『RPM』導入後の成果があれば教えてください。
管理している各数値が正確になったことも、『RPM』を導入して良かったことの一つです。以前はExcelに手打ちしていたので数字が間違っていたり、入力方法がバラバラだったりしました。
実際、採用まわりの数字は以前より良くなっています。例えば、面接設定率は3%~4%向上しました。以前、応募対応は1営業日以内、遅くても2営業日以内という運用でしたが、『RPM』導入後は即日対応へ。応募者の温度感が高いうちに対応できるようになったのは大きいと思います。
また、私の体感ですが、派遣スタッフの就業決定率も伸びています。応募対応に時間がかからなくなった分、派遣先の企業にお渡しするスキルシートの作成を早めることができて、就業決定につながっているのだと思います。
複数媒体での募集、多数の応募に対応する会社に、
『RPM』をおすすめしたいです。
Q:『RPM』はどのような会社に向いていると思いますか。
もともと『RPM』は派遣業界向けにつくられたシステムだと聞いています。ですから、当社のような派遣会社にはピッタリなのかなと。幅広い職種を採用している会社も、『RPM』で応募者を一元管理できるので向いていると思います。
導入まで半年~1年かけてじっくり検討しましたが、実際に使ってみて便利なシステムだと感じました。応募対応も増えていますし、もし今も『RPM』を導入していなければ、どう進めて良いか想像がつかないくらいです。当社のように、複数の求人媒体で募集しており、多くの応募者に対応している企業におすすめします。