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会社URL: | https://www.tokiomarine-tcs.jp/c/corporate/about/index.html |
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従業員数: | 301〜1000名 |
業種: | 人材サービス
派遣会社 |
東京海上日動キャリアサービス(TCS)は、東京海上ホールディングス100%出資の総合人材サービス企業です。
今回取材させていただいた保険事業推進部 採用グループは、東京海上グループからの請負業務に携わる社員・契約社員等の採用業務を行っています。
課題
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・複数媒体の利用による、応募者管理の工数負担。 |
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決め手
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・媒体応募の集約、面接設定の自動化など、充実した機能。 |
効果
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・月数十時間の応募者対応が半減。 |
『RPM』導入により、月数十時間の工数を削減。
これまでの半数の担当者で応募者対応ができるように。
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【採用状況】東京海上グループ各社からの受託業務を担っていただく社員の採用を行っています。
Q:採用状況や採用体制について教えてください。
当社ではこれまで、発注を受けたプロジェクトごとに必要人材の採用を行っていました。しかし業務が拡大し、受託業務の種類も多岐にわたる中で、業務ごとに求人を行うことによる無駄が多くなり、一括で募集・選考を行うようになりました。例えば、保険代理店の登録や募集人届、営業管理事務、給与管理・経費精算など様々な業務の受託があります。
【検討時】多岐にわたる業務に携わる社員の採用を実現させるには、従来業務での工数削減が不可欠でした。
Q:システム導入を検討したきっかけ(課題)を教えてください。
受託業務の拡大に伴い、採用数が増加したことがきっかけです。1日に数十名からの応募があり、毎日面接を行っています。目視で書類選考を行い、PDF出力したWeb履歴書をOneNoteで管理し、面接担当のスケジュールを確認して候補者と面接調整のやりとりを行い…と、採用担当にとって事務負担が大きいプロセスのため必要な事務員数も拡大していきました。そこで、工数削減が必要だと考えました。
【検討時】別部署での実績と、機能面で『RPM』を選びました。
Q:『RPM』を選んだ理由を教えてください。
もともと別部署でも利用されていた『RPM』。媒体応募の集約ができるシステムがある、という話は事前に聞いていました。『RPM』は機能面も良く、当社が主に利用している求人媒体のほとんどに対応しており、面接設定機能があることが決め手の一つです。
また、当社ではシステムの新規導入にあたって、当該システムに関わる情報管理態勢等の確認を行っていますが、『RPMは』ISO 27001(ISMS)、ISO20000(ITSMS)、ISO9001(QMS)の認証を受けており、既に別部署にて導入済みであったことからいち早く導入できる点も選んだ理由の一つです。
【導入時】週1回の打ち合わせで、丁寧にサポートしてもらいました。
Q:導入時のサポート体制はいかがでしたか。
丁寧で良かったです。導入時に3ヶ月ほど、『RPM』の担当者と週1回打ち合わせを行いました。『RPM』を有効に活用するには採用フローに合わせた個別設定を行うことが大事になってきますが、システムの素人には難しい作業になるので、こうした丁寧なサポートはありがたいですね。
「こういうことをやりたい」「こういうことはできるの?」という質問をすると、担当者から「できる/できない/こういった対応を行えば将来的にできる」という返答があったのも分かりやすかったです。例えば、Web面接ツールとの連携を行うためにはWeb面接のベンダーとの調整が必要になりますが、そのあたりも上手く設定してもらいました。
【導入後】対応量が増えても、従来の半数の担当者で対応できるように。
Q:『RPM』導入後の変化を教えてください。
求人数、応募者数の増加により対応量は増えていますが、従来の半数の事務担当者で対応できています。その分、他の業務にあたることができるようになりました。さらに、求人媒体だけでなく、Web広告や採用LPといった新たな採用手法を取り入れられました。
また、これまで面接設定を手動で行っていた際は、面接担当の枠を埋めきれず担当者の空き時間が生じることも多かったのですが、『RPM』の面接設定機能を活用することにより、そうしたことも減ってきました。候補者とのやり取りの回数も少なくてすむため、面接設定率も上がっていると思います。
【その他】毎朝の媒体チェックが大幅に縮小できました。
Q:他に、『RPM』導入後の成果があれば教えてください。
5~7媒体を利用しているため、導入前は毎朝30分~1時間…午前中はほとんど媒体チェックに追われていました。しかし『RPM』なら一つの管理画面で完結できますし、応募者への自動送信も行ってくれます。その分、効果的な求人文面を考えるなど、より運営業務に時間を割けるようになりました。面接担当者との応募者情報などの連携も『RPM』で簡単に行うことができ、結果として月数十時間は確実に工数削減できています。
【その他】大量採用が必要な企業に『RPM』をお勧めしたいです。
Q:『RPM』はどのような会社に向いていると思いますか。
複数の募集媒体を利用していて、日々数十名の応募があるような企業には向いているのではないでしょうか。『RPM』は既成のシステムですが、「導入して終わり」ではなく、企業の採用フローに合わせて設計してくれる点が良いです。だからこそ、システムとして活用でき、きちんと「工程の自動化」が機能しています。また、ISOなどに基づいた情報管理態勢等もシステム導入にあたって重要なポイントになると思います。