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インターンシップ後のアンケートは有効?効果的な質問例と実施方法を紹介

書類に記入している人々の手元

「業務内容を理解してもらう」「優秀な学生を早めに発見する」といった目的で、多くの企業がインターンシップを開催しています。インターンシップをより良いものにするには、終了後にアンケートを実施するのが効果的です。この記事では、インターンシップ後のアンケートの目的や方法を紹介します。

インターンシップ後にアンケートを実施する目的

デスク上に置かれたアンケート用紙

アンケートは目的を明確にしてから実施することが大切

 

アンケートを実施するときは、目的を明確にすることが大切です。目的が明らかでないと、思ったような効果を得にくいでしょう。自社が何を知りたいのかを具体的に考えることがポイントです。ここでは、インターンシップ終了後に企業がアンケートを実施する目的を3つ紹介します。

 

参加者のリアルな反応を知る

参加した学生の感想や反応を直接聞いて、今後に生かす目的でアンケートを実施することがあります。インターンシップの改善につなげることが目的で、選考には直結しないケースです。

 

自由記述欄を設けることで、「インターンシップのどこが好評だったのか」「改善しなければならないポイントは何か」といった点が明らかになります。内容を分析して適切に対処すれば、次回以降のインターンシップではより魅力的な環境を提供できるでしょう。

 

インターンシップのクオリティを高める

アンケートによって、インターンシップで不評な点や改善しなければならない点が明らかになります。例えば、「雑用が多くて業務内容をイメージしにくかった」という回答が目立ったときは、より実務に近い体験ができる環境を用意する必要があるでしょう。「社員の様子が見えにくかった」という回答に対しては、社員インタビューの機会を設けるといった取り組みが有用です。

 

クオリティが高いインターンシップを提供することで、自社を本気で志望してくれる学生を増やす効果が期待できるでしょう。

 

採用率アップに結びつける

選考に結びつける目的でアンケートを実施するケースもあります。アンケート結果を分析し、意欲的な学生を抽出して優先的に会社説明会に招待したり早期選考への参加を促したりする手法です。競合他社との人材獲得競争で有利に立ち回るには、市場から優秀な人材をいち早く見つけて獲得することが欠かせません。

 

インターンシップ中の取り組みとアンケートの回答内容を判断材料にして、自社にマッチしている人材がいないか見極めましょう。

 

インターンシップ後のアンケートで聞くとよいこと

プレゼンしている1人のビジネスパーソンと聴衆

インターンシップに参加した理由や感じたこと、改善点を幅広く聞こう

 

アンケートの効果を高めるには、目的に応じて適切な設問を盛り込むことが欠かせません。ここでは、インターンシップ後のアンケートでおすすめの設問例を紹介します。目的を達成するのに役立つ効果的なアンケートを実施するためにも、それぞれの設問がどのような目的に向いているのかも併せてチェックしましょう。

 

インターンシップを知った理由と参加した理由

インターンシップに参加するには、定められた手順に従って応募しなければなりません。参加した学生は、何らかのきっかけで自社がインターンを開催することを知り、進んで参加したと予想できるでしょう。

 

アンケートでは「どこでインターンを知り、なぜ応募しようと思ったのか」といった理由を聞くのがおすすめです。データを分析すれば、どのようにインターンシップの開催を告知するのが効果的か判断できます。

 

全体の感想や特に印象に残ったこと

インターンシップ全体の感想や印象に残ったプログラムを、理由とともに聞くのも効果的です。体験した業務のうち、特に興味を持った業務も併せて質問するとよいでしょう。印象に残ったプログラムを知ることで、次回以降のインターンシップの参考になります。

 

「どのように考え、感じたのか」を問うのもおすすめです。参加者が自社に魅力を感じたのか、応募しようと思ってもらえたのかを確認できます。

 

インターンシップで気になったこと

インターンシップの改善を目的としている場合、気になったことや改善してほしいことを率直に聞くとよいでしょう。

 

多くの参加者が問題だと感じている点が発覚したら、早急に改善しなければなりません。よりクオリティが高いインターンシップを実施すれば、自社の魅力が伝わるでしょう。優秀な人材に応募を促す効果も期待できます。

 

インターンを通して成長できたと感じること

中長期のインターンシップでは、成長したと感じた点を聞いてもよいでしょう。「仕事に対する意識がどのように変化したか」「業務を体験したことで何か感じたことはあるか」といった質問をします。

 

インターンシップで成長を実感している参加者は、今後も成長が期待できるでしょう。早期選考に招き、早い段階で獲得することをおすすめします。ただし、1日限りのインターンシップをはじめとした短期間のプログラムには向いていない設問です。

 

参加前後で志望度合いが変化したか

志望度合いの変化についても聞くことをおすすめします。優秀な人材の確保を目的としている場合、志望度合いが参加前より高くなるようなプログラムを提供することが大切です。

 

インターンシップの内容が期待外れだと、参加することで志望度合いが下がることも考えられます。アンケートで率直な感想を聞いて、「参加者のニーズを満たすプログラムを提供できたか」「期待通りの内容だったか」を確認しましょう。

 

会社説明会や早期選考に参加したいと思うか

インターンシップに参加した学生に対して、応募の意思を確認する「会社説明会や早期選考会に参加したいと思いますか」といった質問を盛り込むとよいでしょう。

 

応募の意思を示した参加者を早期選考会に招待することで、志望度合いが高い学生をいち早く確保できます。優秀な人材を次のステップに促す効果も期待できるでしょう。

 

インターンシップ後にアンケートを実施する方法

ボールペンで書類に記入している人の手元

直接アンケート用紙を配る方法や後日フォームを送信する方法など、実施方法は多種多様

 

アンケートの実施方法は主に2つです。インターンシップ最終日にその場で回答してもらうか、後日回答してもらうかによって適した方法が異なるでしょう。ここでは、実施方法の例として比較的簡単な手法を2つ紹介します。

 

インターンシップ最終日にアンケートを配布する

アンケートの回収率を高めたいのであれば、インターンシップ最終日にアンケートを配布して、その場で回答してもらう方法がおすすめです。参加者はアンケートに答える時間が必要になるものの、ほとんどの参加者からアンケートを回収できるというメリットがあります。手間もかからず比較的実施しやすい方法と言えるでしょう。

 

登録メールアドレスに回答フォームへのリンクを送る

アンケート回答用のフォームを作成して登録メールアドレス宛てにリンクを送信し、期日までに回答してもらう方法もあります。参加者は自分のタイミングで回答できるため、負担に感じることもないでしょう。

 

ただし、回答することを忘れる参加者が出るリスクがあり、回収率が低下しやすくなります。インターンシップから時間がたつと、新鮮な感想を得にくくなるのもデメリットです。メリット・デメリットの両面を考慮した上で、自社にとって最適な方法を選ぶとよいでしょう。

 

インターンシップ後のアンケートで予想される回答

インターンシップのアンケートに対する回答例の情報が多く出回っているため、リアルな感想だけでなく、選考を有利に進めることを目的とした回答が含まれる場合があります。アンケート結果の分析に携わる方は、その点も意識しておきましょう。強い入社意志があることをアピールしていても本心とは限りません。入社意欲はあっても熱意がないことも考えられます。

 

また、ポジティブな回答しかなく、マイナス面に触れていないこともありがちです。改善点を把握する目的でアンケートを実施した場合、目的を達成できないリスクがあるでしょう。

 

インターンシップ後のアンケートQ&A

ファイリングされた資料を指す2人の手元

アンケートの目的に沿った実施方法を考えることで効果的な情報を集められる

 

インターンシップ後にアンケートを実施しようと検討している方は、優秀な人材の獲得や効果的な採用活動につなげるため、疑問を解消しておきましょう。ここでは、インターンシップ後のアンケートに関するよくある疑問と回答を紹介します。

 

Q1. アンケートは記名式と匿名式のどちらがよい?

アンケートは記名式と匿名式があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。主なメリット・デメリットは以下の通りです。

 

 

記名式

匿名式

メリット

・選考の参考資料として使用できる

・改善点や批判的な感想を集めやすい

・個人を特定できない形で情報を集められる

デメリット

・リアルな感想が集まりにくい

・改善点を明らかにしにくい

・選考の参考資料として使用できない

 

アンケートを選考に使用するのか、今後の改善に生かしたいのかによって適した実施方法は異なります。まずはアンケートを実施する目的を明確にすることが大切です。

 

Q2. アンケートを選考材料に使っても問題ない?

アンケートを選考に使うかどうかは、各社の判断に委ねられるポイントです。選考に使うこと自体に問題はありません。一方、今後のインターンシップに生かすことが目的であれば、選考に使用する必要はないでしょう。

 

選考の参考にする場合、感想文をはじめとした自由記述の分量を多めにするのがポイントです。自分の言葉で回答してもらうことで、インターンシップで学んだことや成長したと感じた点を明らかにできるでしょう。

 

インターンシップ後もフォローが大切!

PCを指しながら隣に話しかける人と、その話を熱心に聞いている人

インターンシップ終了後も継続的にフォローして選考への応募を促そう

 

人材獲得競争に勝ち抜き、優秀な人材を確保するにはインターンシップ後も適切にフォローすることが大切です。次のプロセスである会社説明会や選考会への参加を促すには、継続的なアプローチが欠かせません。ここからは、インターンシップ終了後にできる具体的なフォロー方法を詳しく紹介します。

 

定期的に情報を配信する

最初は応募しようと考えていた参加者も、時間がたつと熱意が低下しがちです。しかし、新しい情報に触れることで、再び熱意を呼び起こせる場合があります。

 

例えば、メールを定期的に配信して最新の情報を伝え、自社のことを考えるきっかけを用意するのがひとつの方法です。会社説明会のお知らせをはじめとした付加的な情報や選考開始のアナウンスを配信するとよいでしょう。

 

インターン参加者限定イベントへ招待する

選考への応募を促すには、インターンシップの参加者を特別なイベントに招待するのも有効です。限定セミナーや自社イベントに参加する機会を提供すれば、自社のことをより深く理解してもらえるでしょう。

 

応募者はイベントに招待してもらったことで、「自分がこの会社から必要とされている」と実感できます。選考に応募しようという意欲を高められる可能性が高く、おすすめの取り組みです。

 

長期インターンへ招待する

短期インターンシップの参加者を中長期のインターンシップに招待するのもひとつの方法です。やみくもに招待するのではなく、志望度合いが高そうな方や成長の余地があると判断できる方を厳選して招待します。

 

長期インターンシップにより、参加者が自社に合った人材かをより深く見極められるでしょう。参加者にとっても「本当に応募してよいか」「自分に合った職場なのか」といった点を判断するのに役立ちます。

 

個別面談を実施する

一人一人を手厚くサポートして優秀な人材の応募を促したいのであれば、個別面談もおすすめです。個別面談を通じて参加者が思い描くキャリアプランを知り、やりたい仕事が何かをヒアリングすることで、自社とのマッチング度合いが判断できます。インターンシップで伝えられていない自社の魅力があれば、面談で伝えるのも効果的です。

 

インターンシップ後の採用業務にはRPMがおすすめ

インターンシップが終了したら、会社説明会や選考会といった本格的な採用活動がスタートします。採用活動では多くの応募者と接するため、スピーディーに選考を進める上でも効率的な運営体制の整備が欠かせません。採用活動を効率化するには、応募者情報の一元管理や連絡・調整業務の自動化が必要です。そこで役立つのが、ゼクウの採用管理システム「RPM」です。

 

RPMは求人媒体と連携して(約95%の媒体をカバー)、応募者情報を自動で取得しデータベース化します。面接日程を24時間体制で自動的に調整する機能も効率化に役立つでしょう。採用活動に関連するさまざまな業務を自動化し、限られたリソースを有効活用できます。採用活動の効率化を課題に感じている方は、ぜひRPMの導入をご検討ください。

 

 

まとめ

ひとつのPCを見ながら会話する3人の人物

効果的なアンケートを実施してインターンのクオリティアップを目指そう

 

インターンシップの終了後にはアンケートを実施して、参加者の感想やプログラムの改善点を知ることが大切です。参加者のニーズに応えるインターンシップは、優秀な人材を確保するためにも欠かせません。

 

また、その後に続く採用活動の準備を併せて進める必要があります。採用活動を効率化するためにも、採用管理システム「RPM」の導入をご検討ください。RPMは機能が豊富で使いやすく、採用に関するさまざまなニーズを満たしてくれるのが魅力です。導入を検討している方やさらに詳しく知りたい方は、ゼクウまでお問い合わせください。

 

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