株式会社ベルシステム24 様
年間数万人単位の激しいボリュームの採用活動を行っているベルシステム24様は、いかに求職者を逃さず、入社までをスピーディーに行うかが大きな課題の一つでした。また当時、長年に渡り利用してきた自社システムを使うことに、多くの工数がかかっているという問題も抱えていました。RPMとジョブサイトplusをご利用いただくことで、どのように解決に至ったのかお伺いしました。
導入の狙いはなんだったか
もともとは自社システムを構え採用業務を行っていたが、システムの老朽化とそれに伴う改修の工数・費用が膨大に発生し、その状態で、この採用難の時代に年間1万人の採用を続けていくことに危機感を感じていた。採用プロセスを最適化することで、応募者を逃さずスピーディに入社まで繋げる必要があると同時に、時代に則った自社求人サイトのリニューアル対応も急務だった。自社で開発し、改修を重ねていくオンプレミスでは、いずれ現状同様に無理が出てくることを危惧し、何かクラウドベースのプラットフォームを利用できないかとシステム導入を検討していたところ、ゼクウ社の採用管理システム「RPM」とサイト構築システム「ジョブサイトplus」の存在を知った。
RPMの良いところは連携できる媒体数が他社システムと比べて圧倒的に多いところ。費用感についてもそうだが、対応の柔軟さに魅力を感じた。割とパッケージ商品は「こう利用して下さい」と言われて利用者が商品に合わせる形が多いが、RPMは各社ごとの利用方法に合わせて臨機応変に対応してくれるため、運用を理解した上でパッケージ部分は残しつつ、必要であればカスタマイズの提案も適切に行ってくれる。今にするとそういった営業的な側面も大きかった。
提供ソリューションの内容
また、それ以外のカスタマイズとしては、RPM 内の案件情報を、ジョブサイトplus のプラットフォームを利用した自社求人サイト「WEB スタボ」と連携している。直接連携させることで、RPM と自社サイトそれぞれでの案件入力の二度手間をなくし RPM を中心にサイト運営ができる仕組みを構築している。
導入の効果はあったのか
やはり数万件の応募者対応を自動化できたことに対する効果は絶大だった。具体的には、面接予約の取り付けのための電話対応等に当てていた数千時間分の削減に成功。その削減できた時間で、より細かい応募者のフォロー対応やそれ以外の部分に時間を充てられるようになり、採用プロセスの効率化に大きく効果を発揮している。また10年ほど手を加えていなかった自社求人サイトをリニューアルできたことで、今までのサイトイメージから一新し、オリジナリティーを持ったサイトを確立できた。RPMで案件入力したものをそのままサイトと連携し、掲載できるメリットも大きい。
今後は海外展開も視野に入れ、日本以外の国や地域でもいかに効率よく人員を確保するかを考えていかなければならないと感じている。日本でIndeed が台頭してきたように、昨今は求人媒体利用だけでなく、自社求人サイトによる人員確保の必要性もますます高まると予測されるので、常に時代を考慮した採用業務活動を行っていきたい。
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