MEMBER INTERVIEW

未完成であることへの
自覚こそ
さらなる成長への糧

未完成であることへの
自覚こそ
さらなる成長への糧

事業開発室/技術企画管掌

Ryuji H 2004年入社

新潟県生まれ。大学卒業後、Webアプリケーション開発を手掛けるベンチャー企業でキャリアをスタートする。3年ほど経験を積んだのち、ゼクウの創業者から声を掛けられて社員第一号としてジョイン。さまざまな新規プロジェクトを立ち上げる中、RPMの開発によって事業の方向性を固める。現在は事業開発室と技術企画管掌を兼務。ゼクウの次なる成長に向けてトライ&エラーを続けている。

未完成であることへの
自覚こそ
さらなる成長への糧

本当に必要な課題を、本当に最適な方法で解決

いま手がけているのは新規事業の開発と技術企画管掌です。新規開発には数年前から携わっているのですが、実は既存プロダクトや開発組織全般の課題に軸足を置かざるを得ない状態が続いていて。現状を改善するために組織改編を行ったばかりです。新しい開発部長に既存事業や組織のボールを渡して、本腰を入れて新規開発に専念することになりました。一方、技術企画管掌とは会社の技術を戦略的に選定したり方向性を固めるのがミッション。プロダクトの進行や課題にあわせた技術の最適化全般に携わっています。

「本当に必要な課題を、本当に最適な方法で解決しよう」という創業者の言葉に惹かれてゼクウの一人目の社員となったのは今から20年前。振り返るとあっという間でしたが、当時はまさかここまで安定して伸びるとは思っていませんでした。プロダクトの市場優位性に加えて経営上も決して浮かれなかった点がその理由だと認識しています。アクセルだけでなくしっかりブレーキをかけるべきところでかけてきた。堅実さは一つの特徴だと思います。

さまざまな新規開発を経てRPMへ

創業社長とは前職で一緒だったことで声を掛けてもらいました。社長は先に辞めていて、私も辞めようかなと相談したところ、だったら一緒にやろうと。創業当初はまだプロダクトも固まっていなくて、それはもういろいろトライ&エラーを重ねてきましたよ。アンケートシステムとか地方議員用のメール配信システムとか。その中のひとつがRPMの原型で、これがヒットしたことで事業ドメインが定まったという経緯があります。

Ryuji H

創業時の文化が脈々と受け継がれてきた

いわゆる“おせっかい文化”に代表される開発とビジネスサイドの関係性の良さは当社の特徴のひとつですが、創業時から受け継がれてきた独自の資産といえるでしょう。最初は本当に小さい組織だったので創業者も私も開発で終わりではなく営業も何でもやらざるを得ませんでしたからね。あと職種がどうこう言っている場合ではなく、否が応でもみんな一緒に話さなければいけなかった。そういう人たちが集まってきて、独特の風土になったわけです。

Ryuji H
Ryuji H

もっと自分勝手に、とにかく手を動かす

ここ数年の新規開発を振り返って少し反省しているのが、良い意味でもっと自分勝手にやるべきだったな、ということです。プロダクトが育ち関わるメンバーが増えれば、それなりに丁寧な進め方が求められる訳ですが、こと0→1の開発においては周囲がどうこうというよりもまずは自分が納得できるかどうかにこだわって突っ走ることも必要です。そのアグレッシブさを持ち、まず手を動かすこと。とにかくつくる。それでダメなら次にいく。この繰り返しをしていきたいと思っています。

Ryuji H

働く人みんなが生きやすくなる世の中を

どんなものをつくりたいか、という点でいえば、やはり働き方に関する領域です。たとえばマネジメントが苦手なエンジニアって結構多いと思うんですが、それだけでその人が活躍できない、あるいは評価されないなんていうのは実にもったいない。そこを技術でフォローすれば、活躍できる人はもっと増えるはず。何でもかんでもできる人なんてそんなにいません。苦手な仕事を一つ外すだけでみんなもっと生きやすくなるんじゃないでしょうか。

未完成だとわかっていることをポジティブに

私から見たゼクウの良いところは未完成なところ。なおかつみんな未完成だと思っているんですね。未完成だとわかっているからこそ、何か変えなきゃと思えるわけです。変化に貪欲になれるし、柔軟に対応できるようにもなる。ではなぜそうなっているのか、というと、きっと開発が手段だとしか思っていないから。ゼクウって昔から開発会社というよりも、お客様の悩み解決会社なんですよ。たまたま開発が得意だったってだけでね。

ここから先の私の役目は、開発をものすごく面白くやっている姿をみんなに見せていくこと。みんな、ものすごく真面目で、まさにいまのゼクウを支えてくれている素晴らしい人たちの集まりです。ただその反面、もうちょっと遊びがあっていいかなとも。失敗が当たり前の世界もあるということを背中で感じてもらえたら。傍から見ると失敗ばっかりしているけどなんだか面白そうにやっているおじさん、ということになるかもしれませんが(笑)。

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